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【豪・マッキノンS】R.ムーア騎手「本当に素晴らしい牝馬です」

  • 2019年11月10日(日) 11時57分
 11月9日、フレミント競馬場でG1・マッキノンS(芝2000m)が行われた。

 フレミントン・メルボルンカップカーニバルを締めくくる最後のG1レースは愛国からの遠征馬マジックワンドが制覇した。

 同馬は、陣営が「今日はもう少し前で競馬をする」と宣言した通り、スタートから押し上げて3番手でレースを進め、直線で先頭の2頭に並びかけそのまま力強く伸びて後ろから迫る1番人気メロディベルを抑え見事に優勝した。

 マジックワンドはコックスプレートリスグラシューの4着の健闘した後に中9日でメルボルンCに出走、3.2馬身差の10着と敗れたが、そこからまた中3日でマッキノンSに出走しついに初めてのG1を制覇した。

 日本から参戦したスズカデヴィアスは最後方からの競馬となり直線では内にささる様子も見せながらもしぶとく伸びて7着。同じく日本から参戦したクルーガーは勝ち馬の後ろの4番手につけ、直線では先頭を伺う様子を見せたが伸びきれず8着に敗れた。

 各騎手のコメントは以下の通り

■R.ムーア騎手(マジックワンド)「本当に素晴らしい牝馬です。ここまでG1を勝ててなかったのは本当に不運でした。コックスプレートメルボルンカップ、そしてマッキノンSと3連闘になりましたが、しっかりと調整してくれて陣営には感謝しかありません。本当にタフで強い牝馬です」

■M.ディー騎手(スズカデヴィアス)「外枠からの競馬で後ろに下がるしかありませんでした、それでも最後はしぶとく伸びてくれました。ここまで完璧な調整をしてくれた陣営には頭が下がります。そしてこのような機会を頂き本当に感謝をしています」

■K.マケヴォイ騎手(クルーガー)「よく走ってくれました。もうちょっと馬場が渋ってくれればより良かったですが、馬は頑張ってくれました」

(取材:川上鉱介)

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