「ジャパンC・G1」(24日、東京)
G1・2勝目を狙う
スワーヴリチャードは14日、新コンビのマーフィーを背に栗東坂路で単走。力強い動きで存在感を誇示した。
鞍上との息はピッタリだ。
スワーヴリチャードは新コンビのマーフィーを背に、栗東坂路で併せ馬。先導した
グランドデューク(2歳1勝クラス)を一瞬でかわすと、1秒5先着。4F52秒0-37秒7-12秒0をマークした。
「“しまいの1Fは追ってほしい”と伝えた。スピードに乗るのが速かったし、競馬につながればいいね」と庄野師は満足げ。
天皇賞・秋→ジャパンCは昨年と同じだが、「弾みも出て、昨年(10着→3着)よりも上だと思う」と状態面には胸を張った。
手綱越しから伝わる感触が良かったのだろう。マーフィーも「すごくいい状態が確認できた。満足している」と笑顔を見せる。
もちろん、これまでの全レースはチェック済み。「一番印象に残ったのは(昨年Vの)
大阪杯。あのメンバーで、あの内容。強かった」。そう言ってうなずくと「
アーモンドアイは世界で一番強い馬の一頭。それと対等にやれているのは、レベルの高い証明。距離も全く心配していない」と期待を込めた。決戦まで1週間。その
大阪杯以来のVへ向けて、準備を進めていく。
提供:デイリースポーツ