14日、令和元年度『第3回調教師・騎手免許試験』新規合格者が発表された。
今回の新規合格者は調教師2名、調教師補佐1名、騎手1名。いずれも令和元年12月1日付けの免許となる。ばんえい競馬の新人騎手誕生は、平成23年度に合格した
舘澤直央騎手以来8年ぶり。
【令和元年度『第3回調教師・騎手免許試験』新規合格者】
※( )内は現職種/現所属。
[調教師]
坂井英光(騎手/東京都騎手会)
森山雄大(厩務員/北海道・
小国博行厩舎)
[調教師補佐]
真島二也(厩務員/佐賀・
真島元徳厩舎)
[騎手]
林康文(厩務員/ばんえい・
小林長吉厩舎)
(
林康文氏のコメント)
「騎手試験に合格して、素直にうれしいです。前職は漁師として15年間、船に乗っていました。漁師を辞めて十勝管内で農家の手伝いをするようになり、もともと競馬が好きでしたので
帯広競馬場に遊びに来ました。ふれあい動物園で乗馬サークルがあることを知り、2017年7月に入会、ますます馬に興味をもち、馬の仕事をしたいと強く思いました。服部調教師の紹介で、
小林長吉厩舎に2017月10月から厩務員として働き始めました。それからは、花形である騎手になることを目標としてきました。
現在38歳です。自分の様に違うフィールドからのチャレンジで、38歳でも夢が叶うということを知ってもらいたいし、たくさんの人がばんえい競馬の仕事に興味を持ってくれたらうれしいです。これからの目標は"馬からも人からも信頼される騎手"になることです。そのためにも、さらに努力して技術向上に励みます。どうぞ応援のほど宜しくお願いいたします」
(NAR
地方競馬全国協会、ばんえい十勝のリリースより)