17日に京都競馬場で行われる
マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが13番。3回で1番、4番、5番、8番、15番が続き、2回が3番、16番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-2-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率89%
2枠 1-1-3-15 複勝率25.0% 複勝回収率80%
3枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率31%
4枠 0-4-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率36%
5枠 0-1-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率7%
6枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率28%
7枠 1-1-5-22 複勝率24.1% 複勝回収率113%
8枠 3-0-1-26 複勝率13.3% 複勝回収率35%
昨年は1枠1番
ステルヴィオ(5人気1着)、1枠2番
ペルシアンナイト(3人気2着)、2枠3番
アルアイン(4人気3着)、と馬番1〜3番に収まった馬が上位を独占していたが、4着には8枠16番の
カツジ(16人気)が人気薄で入線しており、内目か外目に寄っている枠順からの好走が目立つ印象だ。
【1〜3人気】
1〜3枠 2-2-1-1 複勝率83.3% 複勝回収率145%
4・5枠 0-5-0-6 複勝率45.5% 複勝回収率79%
6〜8枠 1-1-2-9 複勝率30.8% 複勝回収率64%
【4人気以下】
1〜3枠 3-1-3-47 複勝率13.0% 複勝回収率58%
4・5枠 0-0-0-29 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6〜8枠 4-1-4-57 複勝率13.6% 複勝回収率61%
過去10年で勝ち馬を輩出できていない4・5枠は、上記の通り1〜3人気であれば悲観するほどの内容ではないだろう。また、上位人気馬であれば内枠優勢の傾向が強いことも併せて覚えておきたい。ちなみに、過去35回で4枠は5勝、5枠は2勝を挙げており、直近では08年
ブルーメンブラット(4枠7番)と06年
ダイワメジャー(5枠10番)が該当する。