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【東京スポーツ杯2歳S予想】馬場もプラスになりそうなラインベックに期待/JRAレース展望

  • 2019年11月16日(土) 06時05分
 8頭の少頭数競馬になったとはいえ、同じように7頭立てで行われた一昨年の優勝馬ワグネリアンは、のちのダービー馬。この馬を含め、過去10年の優勝馬のうち、6頭がのちにGI競走を制するなど来春以降を占う意味でも見逃せないレースだ。

 12冠ベイビーとも言われる◎ラインベックジャパンカップにも登録があるジナンボーの全弟。兄2頭よりも小柄ではあるが、新馬、そして中京2歳Sをともに楽勝して不敗のまま駒を進めてきた。レースセンス、そして操作性の高さはデビュー戦、そして2戦目で実証済み。今回は1ハロンほど距離は伸びるが、過去2戦と同じ左回りのワンターンコース。初めての良馬場実戦になりそうだが、過去2戦は下を気にしながらの競馬にも見えたので、むしろプラスになりそう。どんな競馬をしてくれるか楽しみだ。

 ○コントレイル母ロードクロサイトは米国キーンランド社のセプテンバーセール取引馬。9月のデビュー戦は抜群のスタートダッシュから1度下げて、ゴール前では素晴らしい瞬発力を披露した。ディープインパクトの産駒で、祖母フォークロアは米2歳牝馬チャンピオン。奥深さも感じさせるし、2歳戦からも上手な競馬をしてくれそうな血統だ。

 同じく9月の新馬戦を勝った▲アルジャンナはセレクトセールの高額取引馬。母コンドコマンドは米国2歳G1競走の優勝馬で、ケンタッキーオークスエイコーンSでも高い評価を受けた馬。芝2000mのデビュー戦は最後方から33秒台の末脚で豪快に突き抜けた。豊かな将来性を感じさせる1戦でもあった。

 あともう1頭はキャリアを取るか、将来性に賭けるかだが、後者を選択してリグージェ。この世代はキタサンブラック菊花賞を勝った翌年春の種付世代で、母マルティンスタークJRA・4勝馬。デビュー戦はハナ差の辛勝だったが、勝負強さを垣間見せる内容でもあった。本質的にはもっと距離が延びてからの馬のような気もするが、将来性を占う意味でもレースぶりに注目したい。

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