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スワーヴリチャードに騎乗予定のオイシン・マーフィー騎手
――過去の
スワーヴリチャードのレースは見ていますか?
マーフィー
スワーヴリチャードの過去のレースはほとんど見ました。その中での印象は、道中力強く走るストロング
トラベラーだな、という印象を受けました。毎回、ゲートを出ればいいポジションを取れるし、GI馬でもあります。素晴らしい馬だと思っています。
――どのレースが特に印象に残っていますか?
マーフィー 今年のドバイのレースですね。ペースが遅い中でしっかり折り合っていて、後方からしっかり直線で伸びています。2000mのGIを勝っていますが、ここは2400m(注:レースは芝2410m)のレースだったので印象に残っています。
――先週、初めて騎乗されました。印象は?
マーフィー 追ってとてもパワフルでした。5歳馬ですし馬として完成しています。
――今朝の調教はいかがでしたか?
マーフィー 庄野師から今朝はチークピーシーズをつけましたのでその感触と、ラスト1ハロンの反応を見てほしいといわれました。その中で反応を確認しましたが、動きはとても力強かったです。状態に関してはもう完成されていると思います。
――レースプランは?
マーフィー 枠は人気馬の近くだといいですね。とにかくリズムよく折り合い重視の競馬をしたいです。
スワーヴリチャード自身も競馬をわかっていると思います。いい結果が出るように頑張ります。
――
ジャパンCの印象は?
マーフィー 国際的に重きを置かれているレースのひとつです。イギリスで騎乗しながら日本の短期免許を取るための条件を満たすよう頑張ってきました。
ジャパンCというレースに参加できるのは自分の中では夢のひとつでした。そんなレースに
スワーヴリチャードで参加できるのは嬉しいですね。いつか
ジャパンCで勝てれば、という思いはかねてから持っていましたが、今回初めて騎乗でチャンスのある馬に騎乗させていただくことになりました。
――最後に一言
マーフィー 多くのファンの皆さんに
スワーヴリチャードと僕を応援していただき、熱い声援を貰えると嬉しいです。(日本語で)“がんばります”。
――では、会見を終了します。
マーフィー (日本語で)“ありがとうございました”。
(取材・文:花岡貴子)