ここまで13戦して4着以下がない
チュウワウィザード(栗東・
大久保龍志厩舎)。前走は
JBCクラシックを勝ち、
JRAのGI制覇へ向けて視界良好といった感じ。今朝20日は
チャンピオンズC(12月1日・中京ダート1800m)に向けた1週前追い切りを行っている。
主戦の
川田将雅騎手が他馬に騎乗するので、今回のレースは
福永祐一騎手が騎乗。11月14日の坂路での追い切りに騎乗しているが、今朝の追い切りにも騎乗。朝一番のCWコースで
ムーンザムーンとの併せ馬だった。
道中は3馬身ほど後ろから追いかける形だったが、その走りはスムーズ。少しずつ速くなるラップにもきっちり対応して、最後の直線では内から前を捕まえに行く。
軽く仕掛けられると、しっかりと伸びてゴールでは先着。時計は6F82.9〜5F67.6〜4F52.9〜3F38.9〜1F12.2秒とそこそこの全体時計に終い速めという内容になった。成績が安定しているのと同じように、調教での動きにも安定感がある。あとは最終追い切りをいつも通りに消化すればというところだろう。
(取材・文:井内利彰)