前走
みやこSは15着の惨敗を喫した
インティ(栗東・
野中賢二厩舎)。そのダメージも気になるところだが、中間の調教としては、先週14日にCWで15-15の時計を出しており、
チャンピオンズC(12月1日・中京ダート1800m)へ向けて調整している。
今朝20日は朝一番のCWコースで単走。周囲に馬の多い時間帯だったこともあり、向正面では他馬を追い抜いていくシーンもあったが、行きたがったりする様子はなかった。
前半をほぼ14秒半くらいのラップで進めていき、4コーナーから最後の直線で加速。前走時は最後の直線での重心の低さが目立っていたが、今回はそこまでの迫力を感じなかったというのが正直なところ。
ただ、時計は6F83.4〜5F68.7〜4F53.9〜3F39.4〜1F12.6秒と全体の数字は前回の1週前追い切りとあまり変わらない。前走時は併せ馬だったり、ジョッキーが跨っていたことで馬の気持ちが乗っていたと考えるべきだと思うので、最終追い切りで
フェブラリーSの時のような迫力ある動きを見せてくれれば、問題ないかも知れない。
(取材・文:井内利彰)