24日に東京競馬場で行われる
ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
ハーツクライ、
キングカメハメハ、
ジャングルポケットが続く。
ディープインパクト産駒は「3-2-1-14」。15年
ショウナンパンドラ、13&12年
ジェンティルドンナ、延べ3頭の勝ち馬を輩出しているほか、13年には
デニムアンドルビーが勝ち馬とタイム差なしハナ差2着に好走している。また、同産駒は牝馬「3-1-0-6」、牡馬「0-1-1-8」と牝馬が優勢。今年は紅一点となる
カレンブーケドールのほか、
日本ダービーを制した
マカヒキと
ワグネリアン、牝馬三冠を達成した
アパパネの二番仔
ジナンボーが参戦する。
ハーツクライ産駒は「1-1-2-9」。17年の勝ち馬
シュヴァルグランは、短期免許で来日していたH.ボウマン騎手によってGI初制覇へと導かれた。今年は
シュヴァルグランが4年連続、
スワーヴリチャードが2年連続の出走となるほか、前走
アルゼンチン共和国杯・2着の
タイセイトレイルが出走予定。
キングカメハメハ産駒は「1-1-2-8」。10年に1位入線の
ブエナビスタが降着となった影響で、2位入線の
ローズキングダムが繰り上がり優勝を果たしている。今年は
ダイワキャグニー、
ユーキャンスマイル、
レイデオロの3頭がスタンバイ。同産駒は1〜4人気「1-1-2-0」と上位人気に推されていた馬は堅実に走っており、まずは人気にも注目してみたい。
ステイゴールド産駒は「0-1-0-10」。唯一の好走は12年にハナ差の惜敗を喫した
オルフェーヴル。同産駒からは
エタリオウと
ルックトゥワイスが出走を予定しており、
エリザベス女王杯(
ラッキーライラック)、
マイルチャンピオンシップ(
インディチャンプ)と
ステイゴールド系のGI制覇が続く流れに乗りたいところだ。