24日に京都競馬場で行われる
京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる3回の馬券絡みが
サクラバクシンオーと
クロフネ。2回で
ヨハネスブルグ、
キングカメハメハ、
アドマイヤムーン、
ディープインパクト、
キングヘイローが続く。
Speightstown産駒は初出走となるが、
モズスーパーフレアが上位人気と目される。ゴーンウ
エスト系という括りで見れば、
エイシンブルズアイ(父
Belgravia)が15年(3人気5着)に出走しており、どちらも
オーシャンSの勝ち馬でもある。レコード決着を得意としているだけに、連続開催最終週の京都の馬場がポイントになりそうだ。
ジャスタウェイ産駒も初出走となるが、同コースで行われたオ
パールSを制した
アウィルアウェイが出走予定。京都では「1-0-1-0」と底を見せておらず、半兄
インディチャンプが先週行われた
マイルチャンピオンシップを勝利、
ジャスタウェイの産駒として
JRA重賞初制覇が掛かるなど、何かと注目を集める一戦となる。
サクラバクシンオー産駒は「1-1-1-12」。10年に
スプリングソングが勝ち馬となっているほか、13年には
スギノエンデバーが10人気3着と人気薄で激走している。同産駒からは
アポロノシンザン、
ダイシンバルカン、
ニシノラッシュと7歳馬3頭がスタンバイ。高齢馬による重賞実績もある種牡馬なので、大駆けがあっても驚けないかもしれない。
ロードカナロア産駒は「1-0-0-1」。産駒初出走となった昨年は、
ダノンスマッシュ(1人気1着)、
アンヴァル(5人気4着)と2頭揃って上位入線を果たしていた。今年は
エイシンデネブ、
ファンタジストの2頭が出走予定。前者は2走前の
佐世保Sで衝撃的な末脚を披露して勝利しており、重賞制覇に期待感を募らせる人も少なくないだろう。