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【京阪杯】内枠の先行タイプが波乱を演出する/データ分析(枠順・馬番編)

  • 2019年11月22日(金) 12時02分
 24日に京都競馬場で行われる京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが1番、3番、5番、7番、8番。2回が2番、4番、6番、9番、18番となっている。突出した偏りこそないものの、全体的に見れば一桁馬番の活躍が目立つ印象だ。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 2-1-1-14 複勝率22.2% 複勝回収率134%
2枠 5-0-0-15 複勝率25.0% 複勝回収率111%
3枠 1-3-2-14 複勝率30.0% 複勝回収率183%
4枠 1-2-3-14 複勝率30.0% 複勝回収率187%
5枠 0-0-3-17 複勝率15.0% 複勝回収率131%
6枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率103%
7枠 1-0-1-24 複勝率7.7% 複勝回収率71%
8枠 0-3-0-24 複勝率11.1% 複勝回収率50%

 2枠に収まった馬が5勝を挙げる活躍を見せており、1〜4枠で9勝と内枠優勢の傾向が非常に強い。なお、09年には7枠13番からプレミアムボックスが勝利しているが、この年は2ハロン目と3ハロン目で10秒台のラップを刻んでおり、ハイペースに起因した前崩れの展開となっていた。

【1〜4枠】
前走初コーナー通過2番手以内 5-1-1-9 複勝率43.8% 複勝回収率283%
前走初コーナー通過3〜5番手 3-2-2-19 複勝率26.9% 複勝回収率166%
前走初コーナー通過6番手以下 1-3-3-29 複勝率19.4% 複勝回収率88%

 二桁人気馬の激走も珍しくない京阪杯だが、特に内枠でテンの速力があるタイプは警戒する必要があり、17年2枠4番ネロ(9人気)や12年1枠1番ハクサンムーン(10人気)が人気薄ながら逃げ切り勝ちを果たしている。

 昨年も3枠6番ナインテイルズ(12人気2着)、4枠8番ダイアナヘイロー(11人気3着)、と1〜4枠かつ前走で先行力を示していた馬が波乱を演出していたので、今年も同様のパターンに該当する馬がいないかチェックしておきたい。

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