「ジャパンC・G1」(24日、東京)
7月30日に急逝した7冠馬
ディープインパクトを称えて、今年のジャパンCは『
ディープインパクトメモリアル』の副題を付けて実施される。
ディープインパクト産駒はジャパンCで3勝。今年は5頭の産駒が、15年
ショウナンパンドラに続く4勝目を狙う。
ディープといえば、
武豊騎手(50)=栗東・フリー。デビューから14戦全ての手綱を取り、その強さを「飛ぶ」と表現。背中の感触を独り占めにした。G1・6勝目となった06年ジャパンCは、“史上最強馬”を印象付けたレースだった。
今年は16年のダービー馬
マカヒキとコンビを組む。「
ディープインパクト産駒で、(同じ)金子オーナーの馬で出られるので頑張りたいですね。ディープの子は5頭でしょ。金子オーナーは4頭も?すごいよ。この時季になるとディープの話を求められて、年末は
オグリキャップ。恒例行事やね」と笑う。
前走の
天皇賞・秋は10着だったが、実力はこんなものじゃない。「前走は脚がたまらない展開。2400メートルの方がいい。勝利から遠ざかっているけど、ダービーを勝った舞台なので」。自身のジャパンC5勝目へ、おなじみの勝負服で、父子制覇に挑む。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ