今週からJRA短期免許を取得し、日本で騎乗しているランフランコ・デットーリ騎手(48)=イ
タリア=が23日、東京3Rを
ヴィアメントで制し、11年5月29日の東京2R3歳未勝利(
アルベルティ)以来、8年6カ月ぶりとなる日本での勝利を挙げた。
あいさつ代わりの一発だ。道中は好位3番手を追走。楽な手応えで直線を向き、ゴール前ではムーア騎乗の
ヴィクターバローズとの競り合いを制した。今回の来日後、初騎乗で挙げた勝ち鞍を振り返り、デットーリは「前走の映像を見て最後はいい脚を使ってくれるのは分かっていた。ミルコ(M・デムーロ)とライアン(ムーア)の馬を見ながら、ラスト200メートルで外へ出した。楽なレースだったよ」と得意げな表情を見せた。
契約馬主の吉田照哉氏は「すごいね。ありえない。前回、来日した時もすごいと思っていたけど、今回は(世界で)すごい成績を残して来ているからね。今後が楽しみです」と目を丸くしていた。
提供:デイリースポーツ