北米ダートG1・4勝馬で、11月2日のG1
BCクラシック(d10F)は1番人気で2着だったマッキンジー(牡4、父
ストリートセンス)が、2月29日にサウジアラビアのキングアブドゥラジズ競馬場で行われる新たな国際競走のサウジC(d1800m)に出走する可能性が浮上している。同馬を管理するボブ・バファート調教師が、22日に明らかにしたものだ。
総賞金2000万米ドル、日本円にして約22億円という、世界最高賞金競走として創設されるのがサウジCだ。更に
アンダーカードとして、総賞金250万ドル(約2億7500万円)のレッド
シーターフC(芝3000m)、総賞金150万ドル(約1億6500万円)のリヤドダートス
プリント(d1200m)、総賞金100万ドル(約1億1千万円)の1351ターフス
プリント(芝1351m)、総賞金100万ドル(約1億1千万円)のネオムターフC(芝2100m)など、アラブの競馬を含めて7つの
アンダーカードが用意されている。全レースとも完全招待制で、登録料も無料。第1回登録締め切りは、年明けの1月7日に設定されている。
なおサウジCには、今季だけでG1パーソナルエンスンS(d10F)など3つのG1を含む7重賞を制している、北米ダート中距離路線における最強牝馬
ミッドナイトビズー(牝4)も、参戦の意向を表明している。
(文:合田直弘)