12月1日に中京競馬場で行われる
チャンピオンズC(3歳上・GI・ダ1800m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去5年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが2番と4番。2回が1番、8番、9番、12番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-2-5 複勝率37.5% 複勝回収率141%
2枠 2-2-0-6 複勝率40.0% 複勝回収率186%
3枠 0-0-1-9 複勝率10.0% 複勝回収率65%
4枠 1-0-0-9 複勝率10.0% 複勝回収率19%
5枠 2-0-1-7 複勝率30.0% 複勝回収率95%
6枠 0-0-1-9 複勝率10.0% 複勝回収率27%
7枠 0-2-0-8 複勝率20.0% 複勝回収率67%
8枠 0-0-0-9 複勝率0.0% 複勝回収率0%
【1・2枠】
2018年 1-0-0-2 複勝率33.3% 複勝回収率36%
2017年 0-0-1-3 複勝率25.0% 複勝回収率140%
2016年 0-1-0-2 複勝率33.3% 複勝回収率43%
2015年 1-1-1-1 複勝率75.0% 複勝回収率437%
2014年 0-1-0-3 複勝率25.0% 複勝回収率110%
まず目に留まるのが1・2枠の成績だろう。いずれも複勝回収率はプラス収支を記録しており、少なくとも1頭以上が毎年3着以内に好走する活躍を見せている。昨年は2枠2番の
ルヴァンスレーヴが1人気の支持に応えて優勝していたが、1枠1番
アンジュデジールも9人気の低評価ながら4着と善戦してみせた。
また、昨年は道中離れた最後方にいた
ウェスタールンド(7枠12番)が4コーナーで見事なイン捲りを決めて2着に好走。これは中京競馬場が3・4コーナーで採用している
スパイラルカーブの外に振られやすくなる性質を活かした好騎乗だった。つまり、枠順の並びに限らず、隊列や立ち回りにも意識を向けた予想を心掛ける必要がありそうだ。