「チャンピオンズC・G1」(1日、中京)
恐るべき無敗の3歳馬
クリソベリルが、歴戦の古馬勢も撃破。デビューから無傷の6連勝として、ダート古馬・G1では史上初となる無敗戴冠を成し遂げた。一昨年の覇者で、1番人気の
ゴールドドリームが首差2着。逃げた3番人気の
インティが3着に粘った。
2度目のVは成らなかった。一昨年の覇者
ゴールドドリームは首差の2着に終わった。
位置取りは完璧だった。直線でも手応え良く、逃げる
インティをかわしたが、最後に内から伸びた勝ち馬に屈した。1番人気に応えられず、「あ〜、また2着です」と天を仰いだルメール。「一生懸命に走ってくれた。自信はあったが…。勝った馬が強かったです」と勝者をたたえた。
それでも現役トップのG1・5勝馬として、意地は示した。平田師も「勝ったと思ったけどな。勝ち馬とは斤量差(2キロ)もあるだろうけど。でも今までで最高のレースをしたんじゃないかな」と愛馬の労をねぎらった。次走は未定。「今後についてはオーナーと相談する。どうなるかは分からないけど、この時点で終わらせたくない気持ちはあるからね」と胸の内を語った。
提供:デイリースポーツ