12月8日に香港のシャティン競馬場で行われる
香港スプリント(G1・芝1200m)は、日本時間15時20分に発走予定。
ただ1頭、日本から参戦するのは
ダノンスマッシュ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)。2012・13年の本レースを連覇した香港名“龍王”こと
ロードカナロアの産駒。まだGIタイトルは持っていないが、今年は
高松宮記念で0.2秒差4着、
スプリンターズSで0.1秒差3着と、日本の短距離界トップクラスの実力の持ち主なのは間違いない。父に続いて再び香港の地を熱狂させることができるか。
ブックメーカーで断然の評価となっているのは前走でG2・ジョッキークラブス
プリントを制した豪州産の3歳馬エセロ(セ3、香・J.ムーア厩舎)。重賞タイトルは前走が初めてとなったが、今回も上位人気となりそうな古馬勢を相手にして好タイムの逃げ切りを果たした。一気のG1タイトルとなるか。
他にも、いずれも前走でエセロに敗れてはいるが、この路線で非常に安定しているホットキング
プローン(セ5、香・J.サイズ厩舎)、3連覇の懸かるミスター
スタニング(セ7、香・F.ロー厩舎)、今回大きくエセロとの斤量差が縮まるビートザクロック(セ6、香・J.サイズ厩舎)らも参戦する。