12月22日(日)に中山競馬場で行われる
有馬記念(GI・芝2500m)に美浦から出走を予定している
フィエールマン(牡4・美浦・
手塚貴久)と
アエロリット(牝5・美浦・
菊沢隆徳)が、それぞれ2週前追い切りを行った。
ファン投票6位の
フィエールマン(牡4・美浦・
手塚貴久)は、4日(水)にウッドチップコースで3頭併せ。道中は
ライバーバードを追いかけ、後ろには
セダブリランテスが控えるという隊列で進み、最後は
ライバーバードが遅れて、
セダブリランテスと併入の形の追い切りだった。手塚調教師のコメント。
「初めて後ろから突かれる形でやりましたが、重くはないのですが、まだ体に脂がのっている感じもあって、現段階では動きや体付きに物足りなさは少しありますね。ただ調教が進めば動くタイプですからね。雰囲気は
札幌記念よりも良いですよ。以前より掛かるようになってきているので、レースでは折り合いがつけばと思います」
ファン投票18位で
有馬記念がラストランの
アエロリット(牝5・美浦・
菊沢隆徳)は、5日(木)にウッドチップコースで菊沢調教師を背に単走で追い切った。菊沢調教師のコメント。
「(追い切りでは)張り切って走っていましたし、元気一杯ですね。前走の秋の天皇賞(GI・3着)後は状態をまずチェックしたのですが、元気でまだ使える体力もありましたし、天皇賞の走りを見て
グランプリに行くことになりました。
有馬記念だから特別というわけではなくて、いつも通りに調整をしていきます」
(取材・文:佐々木祥恵)