12月8日に香港のシャティン競馬場で行われる
香港C(G1・芝2000m)は、日本時間17時10分に発走予定。
今春、
リスグラシューやエグザルタントらの強豪を破って香港のG1・クイーンエリザベス2世Cを勝利した
ウインブライト(牡5、美浦・
畠山吉宏厩舎)が日本から参戦。秋の国内での2戦は不本意な着順が続いたが、適性を証明済みの舞台で再びの
ビッグタイトル獲得となるか。
父ステイゴールドはラストランにして
香港ヴァーズで劇的な勝利を飾っており、
香港マイルの
インディチャンプ同様、親子での香港国際競走勝利の期待が懸かる。
頭数が8頭に落ち着き、混戦模様となった。地元からは香港ダービー馬フローレ(セ5、香・F.ロー厩舎)が有力。
QE2世Cでは
ウインブライトの10着だったが、前走のG2・ジョッキークラブCでエグザルタントの2着と復調気配。また、
タイムワープ(セ6、香・A.
クルーズ厩舎)・グロリアスフォーエバー(セ5、香・F.ロー厩舎)の、このレースを兄弟制覇(それぞれ一昨年・昨年)した2頭も参戦。
欧州勢では豪G1・マッキノンSの勝利から臨む
マジックワンド(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)が強力。これまでヨーロッパだけでなくアメリカ・ドバイにも遠征してビッグレースに参戦。6度のG1・2着があったが前走で遂にタイトル獲得。名門厩舎に初の
香港Cの勝利をもたらすか。