一時期、春シーズンに行われていたこともあったが、暮れの中京シリーズを代表するハンデ戦。2012年の中京競馬場改修後は、直線中ほどに待ち構える高低差2m以上の急坂を2度通過するタフなコースへと生まれ変わっている。
◎
マイネルサーパスは、
ラジオNIKKEI賞の2着馬。当時は不良馬場だったが、2歳時は
きんもくせい特別をレコード勝ち。当時の2着馬が、のちに
きさらぎ賞に勝つ
ダノンチェイサーだから価値は高い。秋シーズンは
オクトーバーSから始動。敗れたとはいえ33秒台の末脚を繰り出し、前走
アンドロメダSでは古馬を一蹴。前走から2キロ増でトップハンデとなったが、55キロなら気になるほどでもないだろう。
桜花賞馬
マルセリーナを母に持つ○
ラストドラフトは
京成杯の優勝馬。
皐月賞でも勝ち馬からコンマ9秒差7着とそれなりの走りを見せた。
マイネルサーパスと同じく
オクトーバーSから始動し、1番人気に支持されたものの8着。やや位置取りが後ろすぎた印象で、最後はそれなりの脚を使っていた。叩かれた上積みを考えれば、差は詰められるはずだ。
なかなか順調に使い込めないものの▲
サトノソルタスはデビュー2戦目に
共同通信杯で2着するほどの実力馬。まだ子供っぽいところがあってレース中に集中力を欠くようなところがあるようだが、中4週で使えるのは好感だ。デビューから一貫して左回りの競馬場を選んでレースを使っている
サウスポー。ここで賞金を積み上げたいはずだ。
春シーズンはクラシック候補の1頭だった△
アドマイヤジャスタ、前走は出遅れて競馬にならなかった
目黒記念2着△
アイスバブル、休み明けを1度使われた△
ロードヴァンドールと先行力のある△
タニノフランケルも注意を払いたい。