桜花賞と同じ舞台で行われる2歳女王決定戦。
桜花賞との関連性も深いが、直線が長く、タフな阪神コースなのでスタミナも問われるレースだ。
牡馬相手のサウジアラビア
ロイヤルCは2着だったものの◎
クラヴァシュドールの走破タイム1分32秒9は、
ダノンプレミアムが記録したレコードタイムを更新するもの。勝ち馬をマークするような位置で競馬を進め、最後の直線では見せ場十分。勝った馬も怪物級なら、この馬もまた近いレベルにあることを示した1戦だった。牝馬同士なら改めて期待。
新馬、
アルテミスSを連勝した
ディープインパクト産駒の○
リアアメリアもまだ底を見せていない。前走の着差はわずかでも、逃げ、先行馬が揃って残るスローペースな流れを、5ヶ月ぶり、プラス20キロの馬体重で後方から追い上げた内容を評価したい。1度使われて、今度は本来の走りを見せてくれるはずだ。
逆に、逃げ、先行馬が総崩れとなった
ファンタジーSで強い競馬を見せてくれたのは▲
レシステンシア。距離未経験とはいえ、母は南米アルゼンチンのG1優勝馬でスタミナを内在させる血統構成だ。
母マラコスタムブラダに名牝スペシャル4×5のクロスがあることも強調しておきたい。
デビュー戦から32秒台の末脚を披露した△
ウーマンズハート、阪神競馬場のマイルコースでデビュー戦を良い内容で飾った△
ロータスランド、アイビーS2着△
クリスティ、
サフラン賞でのちの
ファンタジーS2着馬を押さえ込んだ△
マルターズディオサにも注目したい。