15日に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去5年、2回馬券に絡んだことがある馬番は1番、2番、6番、10番。施行条件が変わって今年で6年目となるが、未だ3回以上の好走馬を出した馬番はない。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-1-0-6 複勝率33.3% 複勝回収率87%
2枠 0-0-3-7 複勝率30.0% 複勝回収率115%
3枠 0-1-0-9 複勝率10.0% 複勝回収率106%
4枠 1-0-0-9 複勝率10.0% 複勝回収率13%
5枠 0-2-0-8 複勝率20.0% 複勝回収率55%
6枠 0-1-0-9 複勝率10.0% 複勝回収率11%
7枠 0-0-2-10 複勝率16.7% 複勝回収率80%
8枠 2-0-0-10 複勝率16.7% 複勝回収率47%
複勝率でトップの数値を示している1枠は、複勝回収率においても87%と水準以上の成績を収めている。また、2・3枠も複勝でプラス収支をマークしていることを考慮すれば、内目の枠順にアドバンテージがありそうだ。
【今回4人気以下かつ前走2着以下】
1枠 0-1-0-4 複勝率20.0% 複勝回収率98%
2枠 0-0-1-5 複勝率16.7% 複勝回収率151%
3枠 0-1-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率176%
4枠 0-0-0-4 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 0-0-0-6 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 0-0-0-3 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 0-0-1-4 複勝率20.0% 複勝回収率156%
8枠 0-0-0-4 複勝率0.0% 複勝回収率0%
朝日杯FSは1〜3人気「4-2-3-6」、前走1着「5-2-3-31」、と人気馬や前走でも勝っていた馬が結果を残しやすい傾向にある。一方、4人気以下「1-3-2-62」、前走2着以下「0-3-2-37」と不利な条件が重なっていながら好走した馬は4頭おり、上記の通り連対まで果たした2頭は1・3枠だったことも併せて覚えておきたい。