15日の中山2R(2歳未勝利、ダート1800メートル)を1番人気の
ヴィクトワールボス(牡2歳、美浦・
岩戸孝樹厩舎)で制し、騎乗した
三浦皇成騎手(29)=美浦・
鹿戸雄一厩舎=が自身初となるJRA年間100勝を達成した。
ビービーレガロとの激しい競り合いを頭差で制して、ついに待ちに待った年間100勝に到達。「ずっと意識していた数字。ギリギリになりましたけど、達成できてホッとしました」と安どの表情を見せた。
2008年3月に初騎乗。
武豊の新人年間最多勝記録を更新するなど、華々しいデビューを飾ったが、近年は落馬負傷で長期休養を余儀なくされるなど、苦しい時期もあった。それだけに初めての大台到達には感慨深いものがある。
「本当にたくさんの関係者の方々に
バックアップしていただいていますし、その期待に応えたいと思って競馬だけでなく、普段の調教から仕事をしています。デビューから10年以上かかりましたが、この数字はもっと増やしていかないといけないと思っています」とさらなるレベルアップを誓った。
今後の目標はもちろん、いまだつかんでいいないJRA・G1のタイトルだ。「たくさんの皆さんが『まだか、まだか』と待っていらっしゃる。早くG1を勝って、みんなと喜べたらと思います」と力強く語った。
提供:デイリースポーツ