「
有馬記念・G1」(22日、中山)
迫力満点の動きだった。古馬との初対戦を迎える
ヴェロックスは18日、栗東CWを単走。首をリズミカルに動かしながら直線に入ると、全身をダイナ
ミックに駆動させて、力強い走りで駆け抜けた。6F83秒1-37秒6-11秒5に猿橋助手は「動きは良かった。短期放牧に出してリフレッシュされている」と納得の表情を浮かべた。
牡馬クラシック三冠では、あと一歩頂点に届かなかったが、2、3、3着と健闘した。「勝ち切れなかったが、いつもいい競馬をしてくれている。ゼッケンに印(GIを勝つと付く金色の星)を付けたいですね」と同助手は勝利を切望する。
中山は
皐月賞で頭差2着に泣いた舞台。善戦マン返上へ-。強豪を撃破して、悲願の初タイトルをつかんでみせる。
提供:デイリースポーツ