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シュヴァルグランを管理する
友道康夫調教師
――最終追い切りについて教えてください。
友道
シュヴァルグランは
エタリオウと3頭併せ(もう1頭は未勝利の
アドマイヤミモザ)で行いました。両方とも少し生ズルいところがある馬なんで今日もしっかりやりました。もともと調教では動かない馬ですが、そのわりには2頭ともいい動きだったと思います。
――これがラストランになりますね。
友道 この血統は大きなケガもなくずっと競馬を使えています。なおかつ、今年は最後の年でしたが、春はドバイ、夏はイギリスに連れていってもらい、いい思い出しかありません。無事に最後の一走を走って次の仕事に向かって欲しいと思います。
――
有馬記念は2年連続で3着と好相性です。
友道 コース相性がいいと思うので、年齢はいきましたけれども、相性の良さでなんとかカバーしてもらえたらいいいな、と思っています。
――中山芝2500mについては?
友道 コーナーが6つありますから、コースロスなくまわれた馬が勝利に近いのではないか、と思っています。
――
シュヴァルグラン以外に
エタリオウ、
ワールドプレミアの3頭出しですね。
友道 すごくいいメンバーが揃いましたが、3頭が3頭とも自分の競馬をしてくれればいいな、と思っています。
(取材・文:花岡貴子)