21日に阪神競馬場で行われる
阪神C(3歳上・GII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが13番。4回で2番が続き、3回が10番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 3-1-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率60%
2枠 1-0-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率153%
3枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率50%
4枠 1-0-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率125%
5枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率72%
6枠 0-1-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率19%
7枠 4-3-1-18 複勝率30.8% 複勝回収率114%
8枠 0-4-1-23 複勝率17.9% 複勝回収率70%
【前走5着以内】
1〜3枠 4-2-3-22 複勝率29.0% 複勝回収率107%
4〜6枠 0-0-1-16 複勝率5.9% 複勝回収率9%
7・8枠 2-2-0-15 複勝率21.1% 複勝回収率76%
【前走6着以下】
1〜3枠 0-0-1-28 複勝率3.4% 複勝回収率67%
4〜6枠 2-2-2-36 複勝率14.3% 複勝回収率96%
7・8枠 2-5-2-26 複勝率25.7% 複勝回収率99%
※2009年は2着同着
まず、枠順別成績を全体的に眺めてみると、1枠や7枠の成績に目が留まるだろう。特に近年は1枠の馬が活躍する傾向にあり、18年
ミスターメロディ(2人気2着)、17年
イスラボニータ(2人気1着)、16年
シュウジ(7人気1着)、15年
ビッグアーサー(1人気3着)と4年連続で3着以内に好走を果たしている。
また、昨年は2枠3番の
ダイアナヘイロー(11人気)が人気薄で勝利していたが、同馬は
京阪杯3着からの臨戦過程だった。1〜3枠で前走5着以内に好走していた馬は複勝でもプラス収支を記録しており、人気の盲点になっているような馬がいる場合は注意したい。
一方、前走6着以下から巻き返した馬は、そのほとんどが4〜8枠を引いており、前走着順によっても枠順別成績に差異があるようだ。