ハードル界における絶対王者
オジュウチョウサンの名前がない代わりに、実力伯仲のメンバーとなった。その中で注目は今年に入って5戦して1勝2着2回3着2回と安定している◎
シンキングダンサー。
中山大障害は3年連続の挑戦となり、過去2年はいずれも4着で
オジュウチョウサンらの厚い壁に跳ね返されたような格好となったが、春の
中山グランドジャンプは、その絶対王者に真っ向勝負を挑んで2着。石神騎手とのコンビも3回目で初戴冠を狙っている。
春の
東京ジャンプSで、その
シンキングダンサーを破っているのが○
シングンマイケルだ。近2走で重賞2連勝。大障害コースは初めてになるが、春の
ペガサスジャンプSで中山コースのバンケットは経験済み。安定した飛越で、障害転向以降、1度も掲示板を外していない実力は認めるものの、今回は初めて背負う63キロがポイントになりそう。それを苦にしないようなら逆転も十分に考えられる。
1戦毎に力をつけているのは▲
メイショウダッサイ。前走の
東京ハイジャンプでは同型馬との兼ね合いがどうかとも思ったが、控える競馬から最後の直線で
シングンマイケルをクビ差まで追い詰めている。この馬も大障害コースは初めてになるが、中山コースは経験済み。一気に世代交代を迫ろうかという存在だ。
障害へと転向以来5戦4勝△
ディライトフルは天才ジャンパーだが、スピードがありすぎるので比較の問題から4番手としたが、あっさり逃げ切っても不思議ない。秋シーズン3戦目で体調は良いはずだ。
長期休養明けに平場戦を選んで休み明け2戦目でしっかりと結果を出した△
ヨカグラと、平地重賞優勝馬△
メドウラークにも注意を払いたい。