「
阪神カップ・G2」(21日、阪神)
1番人気の
グランアレグリアが1分19秒4のレースレコードで完勝。道中は中団の内で脚をためると、直線で馬群を割って一気に抜け出し、最後は後続に同レースでは最大となる5馬身差をつけた。
ラストランの阪神Cに挑んだ15年
桜花賞馬
レッツゴードンキ(牝7歳、栗東・梅田)は、後方待機から直線は内を力強く伸びて4着。岩田康は「しっかりと最後の走りは見せてくれましたね」と、ねぎらった。
牝馬で歴代最多のJRA・G1出走19回。通算36戦3勝(うち重賞2勝、地方2戦0勝、海外1戦0勝)、獲得賞金は4億8267万1700円(うち地方1435万円、海外558万3700円)。
今後は繁殖入りして、初年度はアイルランドに渡り、フランケルなど名馬を輩出した
ガリレオと交配予定。レース後には引退式も行われ、約1000人のファンに見送られた。廣崎利洋オーナーは「感激した。いい血を残し、子どもが活躍する姿を応援してもらえれば」と感謝していた。
提供:デイリースポーツ