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【ホープフルS】2019年最後のGIを制するのは/JRAレース展望

  • 2019年12月24日(火) 06時00分
 重賞になって今年で6回目、GIに格上げされてからは3回目になる。以前同時期に同条件で行われていたオープン特別と名前が同じなので紛らわしいが、正確には阪神で行われていたラジオNIKKEI杯2歳Sの後継という位置づけ。今年は連勝中の馬が5頭登録するなど、例年以上にメンバーが揃った印象だ。

1.時計が掛かる

 過去5年の勝ちタイムはいずれも2分1秒台。同条件の皐月賞が近年良馬場だと大体1分58秒台で決着していることを考えても、非常に時計が掛かるレースだと分かる。よって、スピードよりはスタミナが要求されやすくなる。

2.前走上がり2位以内

 過去5年の成績を前走の上がり3F順位別で見てみると、上がり1位だった馬が[3-3-2-14]で複勝率36.4%、上がり2位が[2-1-3-16]で複勝率27.3%と優秀なのに対し、上がり3位以下だった馬は[0-1-0-26]で複勝率3.7%。

3.東京、京都中距離戦からのローテ

 2014年以降の冬シーズンにおける中山芝2000m戦(新馬、未勝利除く)の成績を前走コース別に見てみると、最も勝ち星を挙げているのは前走東京芝2000m組の5勝で、複勝率も28.3%と優秀。次点は京都芝2000mの4勝で、こちらも複勝率24.0%と上々だった。また、前走京都芝1800m組は2勝だが複勝率は63.6%と抜けて良い。ホープフルSでも過去5年中4年は上記3コースのいずれかを前走で走ってきた馬が勝利しており、例外ではないだろう。(残りの1勝は同コースの中山芝2000m)


 ヴェルトライゼンデはまだまだこれから成長していくタイプだと思うが、萩Sでハイレベルの追い比べを制すなど現状でも完成度は高い。レースぶりや血統背景からして舞台代わりは問題ないだろうし、好位にすっと付けられる強みもある。時計が掛かりやすいこのホープフルSならチャンスは十分にあるだろう。

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