28日に中山競馬場で行われる
ホープフルS(2歳・牡牝・GI・芝2000m)有力馬の1週前トレセンリポート。
【
オーソリティ・
木村哲也調教師】
「デビュー戦(新馬・1着)より2戦目(
芙蓉S・OP・1着)、2戦目より今回の方が馬は良くなってきています。1週前追い切りでは、返し馬をした後、スタンド前から1周半回りました。6ハロンから時計を出しにいってほしいと指示をしましたが、その通りの追い切りができました。リズムを崩さず追走できて、反抗する素振りも見せなかったとジョッキーは話をしていました。
手前の替え方がさほどスムーズではない馬で、1週前追い切り時の直線では右手前のままで走っていたりと若さもありますが、肉体面は健康でここまで問題なくきています。前走は装鞍所やパドックで、ドッシリしているという感じではなかったので、レース前のテンションがカギになるでしょう。初めての競馬場や多頭数など、様々な条件を経験しつつ成長してほしいと思っています」
(取材:佐々木祥恵)