スマートフォン版へ

【ホープフルS】ブラックホール 豪快Vだ 偉大な父・ゴールドシップへ“勲章”を

デイリースポーツ
  • 2019年12月25日(水) 06時00分
 「ホープフルS・G1」(28日、中山)

 今年最後のJRA・G1。札幌2歳Sの覇者ブラックホールが大トリVを狙う。父は13、14年の宝塚記念連覇などG1・6勝の名馬ゴールドシップ。父譲りの力強い末脚でG1初制覇を狙う。また、鞍上の石川裕紀人騎手(24)=美浦・相沢=にとっては、所属厩舎の馬で臨む大一番。中間も付きっきりで調教をつけるなど、この一戦に懸ける思いは強い。

 父にデッカい勲章を-。ゴールドシップの初年度産駒ブラックホールは、札幌2歳Sを快勝。父の産駒として初めて、JRA重賞制覇を飾った。

 芦毛の父とは毛色こそ違うが、主戦の石川は「ゴーサインを出してからの反応が鈍いあたり、ゴールドシップの子という感じ。競馬っぷりも似ていますよね。根性があってスタミナがあるし、エンジンがかかってから長く脚を使える」と、父から受け継いだパワフルな走りに目を細める。

 北海道シリーズで3戦した後、放牧で成長を促した。美浦で本格的に調整するのは今回が初めてとなるが、落ち着きがあり、前走時以上とも言える好気配を漂わせている。火曜朝は美浦坂路を4F63秒8で駆け上がった。中間も付きっきりでケイコをつけている石川は「そこまで間隔があいていないので、明らかな成長はないけど、変わらず雰囲気はいい」と好感触を伝えた。

 石川&相沢師の師弟“年男”コンビは今年、前記札幌2歳SとスプリングS(エメラルファイト)で重賞2勝と好調だ。所属厩舎の馬で挑戦するG1へ向け、鞍上は「そこは気持ちが入る」と自然と力が込もる。

 無敗馬が注目を集めているが、気後れはない。「ここもチャンス。札幌を勝っているので、(初の)中山も心配ない。相手は強くなるけど、この馬もクラシックで戦える馬だと思っているので」と燃えている。来年、世代の頂点を目指すためにも、ここで足踏みするわけにはいかない。父が皐月賞を制した舞台で、豪快な一撃を繰り出す。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す