JRAは25日、2017年のジャパンC(GI)を制したシュヴァルグラン(牡7、栗東・友道康夫厩舎)が、25日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は、北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。

　シュヴァルグランは父ハーツクライ、母ハルーワスウィート、その父Machiavellian。半姉にヴィルシーナ、半妹にヴィブロスがいる血統。

　2016年の天皇賞・春、ジャパンCで3着、2017年の天皇賞・春で2着とGI戦線で堅実な走りを重ね、H.ボウマン騎手が手綱を取った2017年のジャパンCで念願のビッグタイトルを獲得。重賞はそのほか、2016年の阪神大賞典、同年のアルゼンチン共和国杯と通算3勝をあげている。

　通算成績は33戦7勝(うち海外3戦0勝)。獲得賞金は11億3497万1300円。22日の有馬記念(GI・6着)がラストランとなった。