今年で3回目を迎えたヤングジョッキーズシリーズの
ファイナルラウンドが27日の大井、28日の中山で開催される。全国の
地方競馬場で行われた
トライアルラウンドを勝ち抜き、JRA&地方から各7人、計14人の若き精鋭が集結。それぞれ2レースずつ行われ、計4レースの着順によるポイントで優勝を争う。
美浦からは3人が出場。誰よりも燃えているのは、デビュー2年目の山田敬士騎手(22)=美浦・小桧山=だ。「昨年は(騎乗停止など)いろいろあって…。今年、復帰して乗り鞍が減るだろうと覚悟していたのですが、小桧山先生や他の調教師の方々、馬主さんに乗せていただきました。
ファイナルラウンドでは感謝の気持ちを持って、ぜひ結果を残したい」と意気込む。
今年は8勝。「数字としてはまだまだ」と振り返る。それだけに、自身の成長をアピールするには、絶好のチャンス到来だ。「優勝を目指したい。絶対、勝ちます!」。今年最後の晴れ舞台、思いの丈を込めてステッキを振るう。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ