29日の
東京大賞典をもって全日程が終了した2019年のダート
グレード競走。今年も砂の強豪たちが中央/地方所属を問わず魅力的なレースを見せてくれた。ここでは
地方競馬場で行われた上半期のダート
グレード競走を振り返る。
■1月23日
TCK女王盃(4歳上・牝・JpnIII・大井ダ1800m)
道中内を通ってポジションを上げていった
森泰斗騎手騎乗の6番人気
ビスカリア(牝7、栗東・山内研二厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の9番人気
マルカンセンサー(牝4、大井・
高野毅厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒3(良)。
■1月30日
川崎記念(4歳上・JpnI・川崎ダ2100m)
中団からポジションを上げていった
和田竜二騎手騎乗の3番人気
ミツバ(牡7、栗東・加用正厩舎)が、直線に入って先行する1番人気
ケイティブレイブ(牡6、栗東・
杉山晴紀厩舎)・2番人気
オールブラッシュ(牡7、栗東・
村山明厩舎)の間を割って抜け出し優勝した。勝ちタイムは2分15秒0(良)。
■2月11日
佐賀記念(4歳上・JpnIII・佐賀ダ2000m)
3番手でレースを進めた
山本聡哉騎手騎乗の3番人気
ヒラボクラターシュ(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)が、2周目3〜4コーナーで前に並んで、道中2番手を追走していた5番人気
リーゼントロック(牡8、栗東・
矢作芳人厩舎)との競り合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは2分5秒7(重)。
■2月27日
エンプレス杯(4歳上・牝・JpnII・川崎ダ2100m)
好位でレースを進めた
岩田康誠騎手騎乗の2番人気
プリンシアコメータ(牝6、美浦・
矢野英一厩舎)が、2周目3コーナー手前で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の8番人気
ブランシェクール(牝6、大井・
藤田輝信厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分15秒3(良)。
■3月13日
ダイオライト記念(4歳上・JpnII・船橋ダ2400m)
2番手でレースを進めた
川田将雅騎手騎乗の1番人気
チュウワウィザード(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の5番人気
アポロケンタッキー(牡7、栗東・山内研二厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分37秒3(重)。
■3月14日
名古屋大賞典(4歳上・JpnIII・名古屋ダ1900m)
2番手でレースを進めた
武豊騎手騎乗の1番人気グリム(牡4、栗東・
野中賢二厩舎)が、直線入り口で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の2番人気
ヒラボクラターシュ(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒1(稍重)。
■3月21日
黒船賞(4歳上・JpnIII・高知ダ1400m)
2番手でレースを進めた
松山弘平騎手騎乗の1番人気
サクセスエナジー(牡5、栗東・
北出成人厩舎)が、3〜4コーナーで先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の3番人気
ヤマニンアンプリメ(牝5、栗東・
長谷川浩大厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒6(不良)。
■4月10日
東京スプリント(4歳上・JpnIII・大井ダ1200m)
2番手でレースを進めた
森泰斗騎手騎乗の4番人気
キタサンミカヅキ(牡9、船橋・
佐藤賢二厩舎)が、直線で逃げた1番人気
ヒロシゲゴールド(牡4、栗東・
北出成人厩舎)を交わして先頭に立ち、さらに出遅れながらも追い上げてきた2番人気
コパノキッキング(セ4、栗東・
村山明厩舎)も退けて優勝した。勝ちタイムは1分11秒6(不良)。
■4月17日
マリーンC(3歳上・牝・JpnIII・船橋ダ1600m)
好位でレースを進めた
御神本訓史騎手騎乗の3番人気
ラーゴブルー(牝5、川崎・
内田勝義厩舎)が、直線で逃げ粘る1番人気
アイアンテーラー(牝5、栗東・飯田雄三厩舎)を捕らえ、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒6(稍重)。
■5月1日
かきつばた記念(4歳上・JpnIII・名古屋ダ1400m)
ダッシュ良く先手を取った
古川吉洋騎手騎乗の2番人気
ゴールドクイーン(牝4、栗東・
坂口智康厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気
ヤマニンアンプリメ(牝5、栗東・
長谷川浩大厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒1(不良)。
■5月2日 兵庫CS(3歳・JpnII・園田ダ1870m)
好位でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
クリソベリル(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)が、3〜4コーナーで先頭に立って後続を突き放し、2着の2番人気
ヴァイトブリック(牡3、美浦・
和田正一郎厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒3(重)。
■5月6日
かしわ記念(4歳上・JpnI・船橋ダ1600m)
好位でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の2番人気
ゴールドドリーム(牡6、栗東・
平田修厩舎)が、直線で脚を伸ばして、早め先頭から粘る1番人気
インティ(牡5、栗東・
野中賢二厩舎)を捕らえ、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒2(稍重)。
■5月29日
さきたま杯(4歳上・JpnII・浦和ダ1400m)
先手を取った
和田竜二騎手騎乗の4番人気
ウインムート(牡6、栗東・加用正厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気
サクセスエナジー(牡5、栗東・
北出成人厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒3(良)。
■6月6日
北海道スプリントC(3歳上・JpnIII・門別ダ1200m)
好位でレースを進めた
岩田康誠騎手騎乗の1番人気
ヤマニンアンプリメ(牝5、栗東・
長谷川浩大厩舎)が、直線に入って抜け出し、2着の8番人気
メイショウアイアン(牡9、北海道・
田中淳司厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒5(稍重)。
■6月12日
関東オークス(3歳・牝・JpnII・川崎ダ2100m)
先手を取った
武藤雅騎手騎乗の4番人気
ラインカリーナ(牝3、美浦・
武藤善則厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気
マドラスチェック(牝3、美浦・
斎藤誠厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分17秒7(重)。
■6月26日
帝王賞(4歳上・JpnI・大井ダ2000m)
スタート一息で後方2番手からの競馬となった
D.レーン騎手騎乗の3番人気
オメガパフューム(牡4、栗東・
安田翔伍厩舎)が、直線で外から一気に突き抜け、好位追走から脚を伸ばした2番人気
チュウワウィザード(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒4(重)。