5日に京都競馬場で行われる
京都金杯(4歳上・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
マンハッタンカフェが続き、3回が
キングカメハメハとなっている。
ディープインパクト産駒は「2-3-1-11」。14年
エキストラエンド、13年
ダノンシャーク、いずれも
ルメール騎手によって勝利へと導かれている。今年は
エントシャイデン、
オールフォーラヴ、
サウンドキアラが出走するほか、回避馬が出た場合は補欠1番手で
ブレステイキングも出走可能。昨年の
京都金杯で2着に好走した
マイスタイルが近親にあたる
サウンドキアラは注目しておきたい存在だ。
ハーツクライ産駒は「0-1-0-2」。昨年は
マイスタイルが2着に好走しているほか、
アドマイヤアルバも7人気4着と人気以上の走りを見せていた。今年、
カテドラルは特別登録の段階では補欠3番手となるが、同産駒の
ロジクライ含めて回避予定の馬も多く、出走が叶えば上位人気と目される。同馬は近親
アドマイヤカイザーが00年
京都金杯2着の実績を持つ。
ロードカナロア産駒は初出走となるが、「5-0-0-1」と京都で結果を残している
ダイアトニックがスタンバイ。同産駒は下級条件を含めた同コースの全成績が「7-5-3-23(うち重賞は3勝)」勝率18.4%・連対率31.6%・複勝率39.5%となっており、これらの数値はいずれも
ディープインパクト産駒を上回る。
ステイゴールド産駒は「1-0-1-7」。過去の好走馬は16年の勝ち馬
ウインプリメーラ、19年3着
ミエノサクシード、ともに牝馬。今年は
ソーグリッタリングが牡馬として初めての馬券圏内を目指す。