「
中山金杯・G3」(5日、中山)
昨年はお手馬
ウインブライトで香港G1を2勝するなど、重賞4勝を挙げて存在感を示した松岡。ただ、JRA勝ち星は負傷による戦線離脱もあり、自身2番目に少ない22勝に終わった。「いいところでは勝てたけど、俺の能力からすると物足りない数字。技術を発揮できなかった」と反省は忘れない。
1984年生まれの年男。「一番はケガをしないこと。あと1月はいい馬がそろっているから、1月リーディングを狙っちゃうよ」と当面の目標を口にした。昨年末、年始に骨折した右腕のボルトを抜く手術を施すなど、“開幕ダッシュ”を決める準備は整っている。
東西の
金杯は3勝、2着2回と得意としている。「一番(最初)に勝つ気持ち良さがあるよね。それを3回も経験させてもらっている。
金杯は独特の雰囲気。みんなが勝ちたいと思っている」。昨年も
ウインブライトをVに導き、その後の大ブレークにつなげた。
今年は
ディセンバーSの2着馬
ウインイクシードで連覇を狙う。「まだ前に出たがらないとか精神的な課題は残るけど、体はしっかりしてきた。フィジカル面が強くなっているし、期待できると思うよ」と飛躍を期して迎える今年最初の重賞。年始から年男が大暴れといく。
提供:デイリースポーツ