28日、京都競馬場で行われた
スワンS(3歳上、GII・芝1400m)は、
松岡正海騎手騎乗の14番人気
プリサイスマシーン(牡7、美浦・
萩原清厩舎)が、好位追走から直線抜け出し、8番人気
シンボリグランに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分20秒3(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気
アグネスラズベリが入り、3連単の配当は868,690円の波乱となった。また、1番人気の
オレハマッテルゼは5着に敗れた。
勝った
プリサイスマシーンは、
父マヤノトップガン、
母ビーサイレント(
その父サンデーサイレンス)という血統。99年セレクトセールにて800万円で落札されていた。02年に川崎・
山崎尋美厩舎からデビューし5連勝。その後中央に移籍し、03年
中日新聞杯(GIII)で重賞初制覇を果たした。04年に同レース連覇を達成し、今回はそれ以来約1年10か月ぶりの勝利となった。通算成績31戦13勝(うち地方8戦5勝、重賞3勝)。
鞍上の
松岡正海騎手は、
ウイングランツで制した05年
ダイヤモンドS(GIII)以来の
JRA重賞通算2勝目。管理する
萩原清調教師は04年
中日新聞杯以来の
JRA重賞通算5勝目となった。