「新馬戦」(12日、中山)
母から受け継いだ芦毛の馬体には夢が詰まっている。日曜中山6R(芝2000メートル)で初陣を迎える
エルセンブルグ(牡、父
エピファネイア、美浦・相沢)。
母アイスフォーリスは12年
オークス3着馬だ。
昨春のゲート試験合格後、トモの疲れもあってデビューが遅れたものの、「美浦に戻ってからは順調」と相沢師は穏やかな笑みを浮かべる。
先週は美浦Wで5F69秒7-39秒8-12秒5を計時。「追い切るごとに素軽くなっている。持久力がありそうなタイプ。厩舎ゆかりの血統なので期待」と力を込めた。ボリューム感のある約530キロの好馬体。中山の急坂を駆け上がり、栄光のゴールへ突き進む。
提供:デイリースポーツ