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【京成杯】ロールオブサンダー 超進化!馬体も精神面も急成長

デイリースポーツ
  • 2020年01月15日(水) 06時00分
 「京成杯・G3」(19日、中山)

 皐月賞と同舞台で行われる一戦に、素質豊かなメンバーが顔をそろえた。新種牡馬エピファネイア産駒のロールオブサンダーもその一頭だ。新馬-紫菊賞と連勝。前走の京都2歳Sで初めて土が付いたが、それでも重賞初挑戦で3着と能力の高さを示した。中間の成長度は陣営の想像を超えるもの。父に初タイトルをプレゼントする。

 京都2歳S3着からの臨戦となるロールオブサンダーは14日朝、栗東の角馬場で十分に体を温めた後、CWで調整。順調にメニューをこなして、仕上げを進めた。「1週前の動きは良かったですし、前回と馬体重は変わりませんが、どんどん良くなっています」。3着に終わった前走だが、プラス20キロという馬体重が示す通り、「成長を感じた」と橋口師は手応えを口にした。

 精神面で充実してきたことが、ボリュームアップにつながったようだ。デビューからの連勝こそストップしたが、まだまだ進化の過程にあることは間違いない。父は新種牡馬で、既に産駒の勝ち鞍が32勝に達しているエピファネイア。母はダートで活躍しているスマハマの半姉。タフさと粘り強さを併せ持った血筋と言っていい。

 「前回は上位2頭(1着マイラプソディ、2着ミヤマザクラ)が強かったと思います。新馬を好位からの競馬で勝っているように、気性的に問題のある馬ではないので、行く馬がいるようなら逃げなくても大丈夫。中山の2000メートルはぴったりの条件でしょう。ここで賞金を加算しておきたいですね」。過去3戦、2000メートルの距離にこだわって経験を積んできたことも背中を押す材料。師には、コース攻略の道筋が見えているようだ。

提供:デイリースポーツ

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