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日経新春杯・G2」(19日、京都)
武豊との新コンビで重賞2勝目を狙う
レッドジェニアルは16日、栗東CWで単走追い。左へ張る癖を矯正するため新たな馬具を装着すると、真っすぐ気持ち良さそうに駆け抜けた。
新アイテム装着で重賞獲りに臨む。
レッドジェニアルは栗東CWで単走追い。軽快に駆け抜け、馬なりで6F84秒3-40秒3-12秒8をマークした。
1週前追い切りに騎乗した
武豊が「左へ張る」と話したことから、左だけのチークピーシーズ着用に、矯正馬具であるハミ吊りをしてテスト走行。またがった中塚助手は「当週はいつも坂路で軽めだけど、今は体力の問題もないのでコースで長めから。気分良く走れていたし、チークも悪くないと思う」と好感触だ。
課題を克服し、高橋忠師もホッとした様子。「(馬具が)悪影響にならないようだし、効果もあると思うからレースでも着ける予定。最後もフォームが沈んでいたので。修正しなければいけないところを調教では克服できた。レースでしっかりと力を出せれば」と期待を込めた。
京都新聞杯を勝ち、ダービー(8着)、
菊花賞(6着)とクラシックに駒を進めた逸材。まだ気性に幼さがあった昨年と比べ、成長も感じるという。「まだ子どもな面も見受けられるけど、普段の振る舞いに気負う感じもないし、当日のテンションも大丈夫だと思う。あとは乗り方ひとつ。名手がどういう競馬をしてくれるか」。課したミッションはクリアした。あとは結果を残すだけ。
武豊に託し、重賞2勝目を狙う。
提供:デイリースポーツ