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ラストドラフトなど、AJCC1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2020年01月17日(金) 12時50分
 1月26日(日)に中山競馬場で行なわれるAJCC(GII・芝2200m)に美浦から出走予定の注目馬の1週前追い切りが16日(木)に行われた。追い切り後の各陣営のコメント。

ニシノデイジー(牡4・美浦・高木登)について、高木調教師

「順調に来ています。単走でやると進んでいかないので、今週はウッドチップコースで併せ馬で追い切りました。坂路だと噛んでいきますが、下のコースだと初めはモサモサしています。ただ動き出してからは良いリズムで走っていました。

 前走の菊花賞(GI・9着)はゲートの両側の馬がガタガタしたこともあって出遅れましたし、リズムも悪かったですね。3000mも長かったと思います。今回の中山の2200mは良いイメージがありますね。中間は少しヤンチャな部分が取れてきて、コントロールができるようになってきました」

ミッキースワロー(牡6・美浦・菊沢隆徳)について、菊沢調教師

「前走(福島記念・GIII・3着)は外を回ってきましたし、58.5キロの斤量もあって動けなかったですね。2走前のオールカマー(GII・2着)はスローな展開の中でよく頑張っていました。

 今週はウッドチップコースで3頭併せの1番内で追い切りました。まだギアは入れていませんが、入れれば動きそうな感じもありましたし、動きは悪くなかったです。もう少しカラダはあっても良いかなと思いますが、飼い葉は食べていても脂肪がつかないタイプですね。先週横山(典)騎手が乗って首筋がスッとしたと言っていました。体も柔らかいですし、良い意味で枯れてきた感じですね」

ラストドラフト(牡4・美浦・戸田博文)について、斉藤調教助手

「先週と今週の追い切りはマーフィー騎手が乗りました。無理はしていないのですが、自然に良い時計が出ていましたし、体調は良いと思います。前走(中日新聞杯・GIII・2着)は内容は良かったですが、最後は早めに抜け出してフワッとしてしまい、差されてしまいました。前走後もダメージなく順調に乗り込めています。

 中山は勝っているコースですし、前走のように控えても良い競馬ができますので、条件的には良いでしょう。前走は1頭になるとフワッとしていましたが、最近はそのあたりも解消されてきて心身ともに成長していますね」

(取材・文:佐々木祥恵)

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