21日、
大井競馬場で行われた桃花賞(3歳・牝・準重賞・ダ1600m・1着賞金650万円)は、最内枠から先手を取った
吉原寛人騎手騎乗の2番人気
カラースキーム(牝3、大井・
渡辺和雄厩舎)が直線で後続を突き放し、最後は2着の1番人気
エンジェルパイロ(牝3、大井・
森下淳平厩舎)に6馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分43秒1(重)。
【
吉原寛人騎手のコメント】
「ワンターンのスムーズな競馬が現状ではいいと思います。先生も言っていますが、今は腰が甘いところがあります。
距離については、これだけ突き放せる競馬ができた今日の感じからは、延びてもこなしてくれるんじゃないかと思います。
(小回りの浦和の)
桜花賞は、先生があまり考えていないと言ってましたが、スピードもありますし、出るのであれば面白いと思います」
【
渡辺和雄調教師のコメント】
「今日は気持ちのいい勝ち方をしてくれました。
まだ体がゆるくて腰が甘いので、(コーナーの多い)浦和コースはどうかなと思います。(出走権を獲得した)
ユングフラウ賞、
桜花賞はちょっと消極的な次走候補というところです。地元(大井)の千八の特別などを使って、
東京プリンセス賞を狙っていくのがいいのかなあと、関係者と相談しているところです。
しかし、これからパンとしてくることもあり得ますので、決めつけずに選択肢は多く残しておこうと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)