26日に京都競馬場で行われる
東海S(4歳上・GII・ダ1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い京都ダート1800mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とする。
【枠順別成績(2019年以降)】
1枠 21-20-9-135 複勝率27.0% 複勝回収率91%
2枠 18-9-19-152 複勝率23.2% 複勝回収率106%
3枠 13-21-18-157 複勝率24.9% 複勝回収率68%
4枠 21-22-13-167 複勝率25.1% 複勝回収率73%
5枠 23-8-14-191 複勝率19.1% 複勝回収率59%
6枠 21-15-21-185 複勝率23.6% 複勝回収率71%
7枠 6-20-21-205 複勝率18.7% 複勝回収率61%
8枠 15-24-22-201 複勝率23.3% 複勝回収率69%
【特別競走(2019年以降)】
1枠 3-0-1-19 複勝率17.4% 複勝回収率50%
2枠 3-2-0-19 複勝率20.8% 複勝回収率102%
3枠 1-3-2-19 複勝率24.0% 複勝回収率50%
4枠 3-2-3-16 複勝率33.3% 複勝回収率84%
5枠 1-3-2-19 複勝率24.0% 複勝回収率46%
6枠 4-0-0-23 複勝率14.8% 複勝回収率20%
7枠 0-4-4-20 複勝率28.6% 複勝回収率63%
8枠 0-1-3-25 複勝率13.8% 複勝回収率31%
まず、京都ダート1800mは最初のコーナーまでの距離が短く、内枠・先行有利が定説となっている。全体の枠順別成績を比較してみると複勝率トップは最内の1枠で、複勝回収率においても1枠や2枠が高い数値を示していることが分かるだろう。また、データ集計期間内に単勝100.0倍以上の超人気薄が3着以内に好走した7回のうち4回が2枠の馬であったことも覚えておきたい。
なお、レース条件を特別競走に限定してみると、7・8枠から勝つことの難しさを数字からも感じ取れるはず。昨年であれば、
みやこSでスムーズさを欠いた
インティ(8枠16番)の大敗がわかりやすい一例だろうか。やはり能力差の少ない上級戦こそコース形態の与える影響も大きいようだ。