スマートフォン版へ

【AJCC】コース巧者の活躍が目立つ/コース解説

  • 2020年01月24日(金) 18時40分
 26日に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブC(4歳上・GII・芝2200m)の舞台となる中山芝2200m。このコースについて解説していく。

 中山競馬場の芝コースには内回りと外回りがあるが、芝2200mは外回りを使用する。

 中山芝コースは一周1839.7m(外回り)。コース全体の高低差はJRA10場で最大となる5.3m。

 芝2200mはホームストレッチ右端からのスタートし、初角となる1コーナーまでの距離は400mほど。外回りコースを使用するので2コーナーまでは緩やかなカーブとなる。2コーナー過ぎで頂上まで上りきると、あとは緩やかな下りが続き、残り200m地点からは高低差2.4mの急坂を登る。向正面から3〜4コーナーまで緩やかなカーブが続くこともあり、スピードが出やすいコースとして知られている。2度の坂越えに、特徴的なコースレイアウトも相まって、コース巧者の活躍が目立つ。

 1回中山は全9日間をCコースで施行。つまりAJCCはCコース使用9日目=最終日ということになる。

 先週の京成杯でも内を開けて直線に向いていたように、馬場の内側が荒れているのは明白だ。実際、日曜日に行われた芝の後半3レースは、9Rのプレシャスブルー(6番人気)、11Rのクリスタルブラック(7番人気)、12Rのタマモメイトウ(6番人気)と外を回った差し馬が勝利を収めている。

 さらに開催が進行する上に、週末の天候は不安定な予報が出ている。現段階でもかなりパワーを要する馬場だが、一層、タフな状態になるのは間違いなさそう。あとは、外伸びの傾向が継続するのか、均一に荒れてバイアスが無くなるのか。しっかりと馬場状態を見極めたい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す