スマートフォン版へ

【シルクロードS】ジョイフル ブリンカーで開花!30戦目の重賞初挑戦で一気Vだ

デイリースポーツ
  • 2020年01月29日(水) 06時00分
 「シルクロードS・G3」(2月2日、京都)

 6歳馬が軌道に乗ってきた。前走のタンザナイトSを、大外一気で鮮やかに差し切ったジョイフル。ブリンカー着用で安定度が増し、出来も充実一途。30戦目でようやくたどり着いた重賞の舞台で、一気にVを狙う。調教中の負傷で騎乗が危ぶまれた川又賢治騎手(22)=栗東・フリー=とのコンビ継続も決定。人馬ともにJRA重賞初制覇へ向けて、ここは力が入る一戦となる。

 6歳にしてようやく本格化した。オープン3戦目の前走でVを決めたジョイフル。今度は重賞突破を狙う。

 圧巻の勝ちっぷりだった。逃げ、先行馬が幅を利かせた昨年末の阪神開催。逃げ込みを図る重賞ウイナーの勝ちパターンかに思えたが、それを大外から一気に差し切った。「極端に前めの内で運んだ馬が残る馬場。厳しいと思ったけど、まくっていく勢いがすごかった。ハンデ戦だったとはいえ、いい勝ち方でしたね」。吉村師も驚きの表情で振り返る。

 ムラのある成績から、堅実駆けへと様変わりした。転機は6走前の朱雀Sだ。「その前に乗ったミルコ(デムーロ)がブリンカーを着けた方がいい、と。そこから3戦目で勝って、かみ合いだした。効果が大きい」。ブリンカー着用後は5、2、1、5、3、1と見違えるよう。成長力に加えて「馬体が充実しているし、6歳でも元気いっぱい」とトレーナーは出来の良さに胸を張る。

 3勝クラス、オープンでVに導き、5戦連続で騎乗中の川又が、2週前の調教で落馬し左手首を骨折。レースを2週間休むなどコンビ継続が危ぶまれたが、火曜はジョイフルの坂路調教に騎乗。「痛みもないし問題ない」と志願し、自身にとっての重賞初制覇へ意気込む。「前走がいい勝ち方。重めの馬場も合うし、重賞でも楽しみがある」。こう言って鞍上が期待を込めれば、「いい結果を出してG1に向かいたい」と指揮官もうなずく。充実一途の6歳馬。勢いは止まらない。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す