桜花賞、
オークスと3着が続き、3歳牝馬三冠レースの最後、
秋華賞でGI制覇を果たした
クロノジェネシス(栗東・
斉藤崇史厩舎)。
エリザベス女王杯は5着に敗れたが、その後は休養して、1月21日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩している。
その翌日に時計を出せるくらい順調に来ていて、今朝29日は
京都記念(2月16日・京都芝2200m)に向けた2週前追い切り。CWコースで
団野大成騎手が跨り、
トゥルーヴィルに先行するという形だった。
3コーナーあたりで物見しているのかなと思うような仕草はあったものの、力んで行きたがるといったようなところもない。最後の直線で相手が迫ってくると、それにしっかりと反応して、スピードを上げていった。
ゴールでは同入だったが、追い抜かれそうな気配は全くなし。時計も6F85.3〜5F69.0〜4F54.2〜3F39.1〜1F11.9秒とゴールに向かって、しっかりと加速できている。3歳時に比べて重厚感ある走りができており、4歳になってパワーアップした走りを見せてくれそうだ。
(取材・文:井内利彰)