2月2日に京都競馬場で行われる
シルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが7番。4回で2番が続き、3回が1番、8番となっている。また、2015年にフルゲート頭数が16頭から18頭へと引き上げられていることも覚えておきたい。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 4-2-1-12 複勝率36.8% 複勝回収率82%
2枠 2-1-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率124%
3枠 0-1-1-17 複勝率10.5% 複勝回収率115%
4枠 1-3-3-13 複勝率35.0% 複勝回収率181%
5枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率124%
6枠 1-0-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率32%
7枠 0-2-0-20 複勝率9.1% 複勝回収率21%
8枠 0-1-2-20 複勝率13.0% 複勝回収率85%
【前走4コーナー通過4番手以下】
1・2枠 4-2-2-19 複勝率29.6% 複勝回収率130%
3・4枠 0-2-4-20 複勝率23.1% 複勝回収率189%
5〜8枠 0-0-3-53 複勝率5.4% 複勝回収率67%
【単勝10人気以下】
1・2枠 0-0-1-10 複勝率9.1% 複勝回収率158%
3・4枠 0-2-3-13 複勝率27.8% 複勝回収率257%
5〜8枠 0-0-3-40 複勝率7.0% 複勝回収率87%
1枠が4勝を挙げる活躍を見せており、19年
ダノンスマッシュ(1枠2番)、18年
ファインニードル(1枠1番)と2年連続で勝ち馬を出している。全体的に内枠優勢の傾向にあり、外枠の馬は前走の位置取りにも着目してみると取捨がしやすいかもしれない。
また、
シルクロードSは二桁人気馬の好走も珍しくなく、2〜5枠が複勝でもプラス収支を記録しているほど。特に3・4枠からの好走が目立ち、昨年も11人気の
エスティタート(4枠8番)が連対を果たしていた。