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【根岸S】モズアスコットが復活V!出遅れも直線差し切る “二刀流”で海外遠征も

デイリースポーツ
  • 2020年02月03日(月) 08時00分
 「根岸S・G3」(2日、東京)

 初ダートも何のその、芝のG1ホースはやっぱり強かった。3番人気のモズアスコットが快勝。直線で先に抜け出した1番人気のコパノキッキングをとらえ、18年安田記念以来の勝利を飾った。次はフェブラリーS(23日・東京)へ向かい、その後は海外遠征も視野に入れている。3着には9番人気のスマートアヴァロンが入った。

 指揮官の勇気ある決断が、G1馬を見事な復活Vへ導いた。ダート初参戦のモズアスコットは別定戦で58キロの斤量を背負い、スタートも出遅れたものの、ポジションを押し上げて中団を確保。直線では鞍上のゴーサインに機敏に反応し、力強く伸びると、先に抜け出したコパノキッキングをとらえた。

 18年安田記念以来の勝利に、関係者の誰もが満面の笑みだった。ルメールは「ゲートの中で座っていいスタートは切れなかったが、すぐにハミを取りに行った」と苦笑いを浮かべながら「この馬で久しぶりに優勝できた。いい追い切りができたので、いい結果が出せた。安田記念を勝っているし、1600メートルも大丈夫そう」と本番を楽しみにした。

 矢作師は「母方がダート血統。フランケル(産駒)はダートで走らないと言われているけど、そこは心配してなかった。ただ、休み明けで脚元があまり良くなかったので」と一抹の不安はあった様子。しかし、鮮やかな内容に「この状態で強い勝ち方をしてくれた。連闘で(安田記念)勝って以来、勝ててなかったし、まだ終わってないところを見せてくれた」と胸を張った。

 次戦はフェブラリーSへ。その後はドンカスターマイル・豪G1(4月4日・ランドウィック)への参戦を視野に入れている。「ダートだけにこだわらない」と指揮官。“二刀流”を貫き、貪欲に新境地を切り開いていく。

提供:デイリースポーツ

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