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【きさらぎ賞】クラシックを見据える一戦、あの馬に期待したい/JRAレース展望

  • 2020年02月04日(火) 06時00分
 春を前にして、早くもクラシックのステップレースとしての役割も担う伝統の一戦。同週のエルフィンSや翌週の共同通信杯など、3歳限定戦が集中して行われる時期ということもあって頭数は中々揃わないが、毎年複数の注目馬・有力馬が参戦し見逃せない一戦となっている。

1.先行馬有利

 少頭数ゆえのスローペースが通例化しており、後方に構えた馬は脚を余すケースが多い。過去10年中8年で4角5番手以内の馬が制しているように、好位で立ち回れる馬が中心となる。

2.距離延長組が幅を利かせるように

 10〜14年の5年間だと距離延長馬は[1-0-2-17]で複勝回収率15.0%しかなかったが、15〜19年の5年間だと[2-1-4-11]で複勝率38.9%に上昇。昨年7番人気で3着のランスオブプラーナ、一昨年5番人気で3着のラセット、17年6番人気で1着のアメリカズカップはいずれも距離延長馬で、穴馬としても幅を利かせている。

3.タフな馬場

 先週のシルクロードSの勝ち時計が過去10年で最も遅い1分9秒0だったことなどから分かる通り、現在の京都の芝は非常にタフな状態となっている。高速馬場でキレを活かして勝ち上がってきた馬より、時計の掛かる馬場やゴール前に急坂のあるタフなコースを経験してきた馬の方に分があると見ておきたい。


 ギベルティは中山芝1600mの新馬戦を快勝。スタートからゴールまで余裕たっぷりで危なげない内容だった。大型のオルフェーヴル産駒であるから距離延長やタフな馬場替わりは問題ないだろうし、一度使った上積みもありそう。楽しみな2戦目になる。

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