９２年桜花賞などＧ１３勝を挙げた快速女王・ニシノフラワーが５日、北海道日高町の西山牧場で老衰のため死んだことが、同牧場オーナーの西山茂行氏のブログで発表された。３１歳だった。

　同馬は米国からの持込馬として９１年７月に栗東・松田正弘厩舎からデビューし、無傷４連勝で阪神３歳牝馬Ｓ（当時）を制覇。翌年の桜花賞では１番人気の支持に応えて３馬身半差の快勝。さらにスプリンターズＳでは古馬相手に鮮やかに差し切りＶを決めた。通算成績は１６戦７勝（うち重賞はＧ１・３勝を含む６勝）。

　西山茂行氏はブログで「たくさんの思い出がありすぎて、ここではひと言だけ。ニシノフラワー、ありがとう」とつづった。

提供：デイリースポーツ